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Cali Dewitt x GoMishima “POETRY READING“ 開催のお知らせ。

2022 年 1 月 27 日 | カテゴリー : フェア・イベント情報, エロティックアート

この度 KOMIYAMA TOKYO GR8 では初となる展示Cali Dewitt x GoMishimaによる“POETRY READING“を1月27(木)よりラフォーレ原宿・GR8にて開催致します。

こちらのコラボレーションアートは2021年11月にアメリカで発表され、キャンバス作品が全て完売となったオリジナルアートワークコレクションです。本展はこのコレクションの凱旋エキシビジョンとなり、発表されたプリント作品を店内にて展示するほか、小宮山書店スタッフ がセレクトした『薔薇族』や『さぶ』など当時のゲイカルチャーのコミュニティの中心であったヴィンテージ書籍や、貴重な三島剛のオリジナル肉筆作品を店内に展示致します。

昨今、“ダイバーシティ”(多様性)という言葉を目に、耳にするが、私達はそれをどのように受けとめたらいいのか解らずにいるように思えます。

「このご時世“ だから“」解からないといけないよね。と時代のせいにするのではなく過去の歴史・文化を知る事で他者を認め、自分の中に受け入れる事が今私達に

必要な事ではないかと感じています。

三島剛は、昭和という時代の只中、日本のゲイカルチャーの黎明期において、独自の日本男児像を描き続けた人物です。日本画 を描いていた経験を持つ三島の美しく精巧な男性像は、同性愛者たちのコミュティーにとどまらず、多くの国内外の文化人たちからも注目を集 めました。

そして、「Teenage Teardrops」(レコードレーベル)、「SOME WARE」 (ファッションブランド)やKanye Westなどのマーチャンダイズデザイナーなど、多彩に活動し多くの人と関わりながらも、 謎めいた印象を持つ Cali Dewitt 。インターネットから切り取られた言葉の断片のように、力強く、直線的で、無機質ささえ感じる彼 のメッセージ作品には一貫して、便利な情報化社会の表裏一体性、憂いや孤独が内包されています。Cali Dewitt は、この時代に生きる アーティストとして他者と繋がりながらも、その社会自体を冷静に俯瞰するような作品を作り続けています。 

今回のコラボレーション作品は全く異なる環境を生き、ルールやコミュティに縛られず、独自のスタイルで時代を生きるCali Dewittと三島 剛が共鳴したPOETORY  READINGともとれる時代を超えた心の対話を可視化したものとなっています。,GR8のファッションという多様性に溢れたチャンネルを通じ、多くの人たちとカルチャーをシェアできる事を大変嬉しく思っています。

皆様のご来場心よりお待ちしております。

 

Cali Dewitt x Go Mishima “POETRY READING”
会期:1月27日(木)- 2月13日(日)11:00– 20:00
会場:GR8 東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿 2.5F 入場無料