[ Item ID : 91017 ]
タイトル | 懐しき中国 |
---|---|
著者/作家 | 著:戸村慎 |
出版社 | 私家版 |
発行年 | 1980年 |
基本情報 | 1冊 限定500部 私家版 ハードカバー 布装 日本語 |
状態 | カバー極少シミ有 概ね状態良好 |
戸村慎による自費出版の写真集。昭和5年、日中共学の青島学院に教諭として赴任した戸村は仕事の合間に街並みや人々のスナップを撮りためました。戦前に帰国したものの写真の多くは昭和20年の空襲で焼失してしまい、さいわい郷里に残っていた昭和12年から16年の撮影分で本書は構成されています。
同時代、満州にいた日本人は満鉄や関東軍の関係で生活をしていた一方で、その他の地域ではいかに中国人と親交を深めるかが喫緊の課題でした。満州事変以後排日運動も起きた不安定な情勢の最中、国家間の諸問題を越え、"中国にいるひとりの日本人"として真摯に向き合った姿勢ゆえに完成した渾身の1冊なのではないでしょうか。撮影から半世紀以上、発行から40年近くたった今もなお、もしくは今だからこそ強い説得力を持つ写真集です。
写真集を発行するにあたり、つくづく思われる事は、共産主義の国家になった現在でも、常に中国人は平和を求め、信義、友好を尊重し、特に親族は助けあう国民です。それらの事を十分に理解して、益々中国との交際を親密にし、共々国家隆昌を願う次第であります。(本書あとがきより抜粋)
同時代、満州にいた日本人は満鉄や関東軍の関係で生活をしていた一方で、その他の地域ではいかに中国人と親交を深めるかが喫緊の課題でした。満州事変以後排日運動も起きた不安定な情勢の最中、国家間の諸問題を越え、"中国にいるひとりの日本人"として真摯に向き合った姿勢ゆえに完成した渾身の1冊なのではないでしょうか。撮影から半世紀以上、発行から40年近くたった今もなお、もしくは今だからこそ強い説得力を持つ写真集です。
写真集を発行するにあたり、つくづく思われる事は、共産主義の国家になった現在でも、常に中国人は平和を求め、信義、友好を尊重し、特に親族は助けあう国民です。それらの事を十分に理解して、益々中国との交際を親密にし、共々国家隆昌を願う次第であります。(本書あとがきより抜粋)
Title | Nostalgic China |
---|---|
Author/Artist | Author: Shin Tomura |
Publisher | Self-Published |
Year | 1980 |
Details |
Limited Edition of 500 Copies. Private edition, Hard cover, Cloth. Japanese. Cover Faintly Spotted, Almost Good Condition. |